高血圧の原因について

高血圧になりやすい血液とは、血が固まりやすいドロドロの状態です。血液の通り道である動脈に老廃物が溜まると、心臓は血液を送り出すために通常よりも強い力を必要とするようになります。これは心臓がポンプの役割を持っているからで、このポンプの力によって体の隅々まで酸素や栄養を送り届けています。
高血圧とは心臓がフル稼働している状態ですから、心臓に常に大きな負担がかかることになります。
原因になりやすいのは、塩分の過剰摂取、肥満、過剰なストレス、アルコールの大量摂取、タバコの吸いすぎ、運動不足、などです。これ以外にも遺伝的に血圧が高くなりやすい人もいますが、患者のほとんどは生活習慣の乱れによって症状を起こしています。なので、日頃から血液の粘度を低くするような生活習慣を心がけることが大切です。
正常値は収縮期が147mmHgまで、拡張期が94mmHgまでとなっています。ただしこの範囲は検査を受けた人から統計した相対的なものであり、正常値に収まっているからといって安心して良いということではありません。実際、世界での基準は140/90mmHgで、日本でも長らくこの値で検査が行われてきました。最近これが新基準に変更されましたが、範囲内だからといってギリギリの生活を送っていてはかえって危険です。
改善方法としては、まず高血圧の原因となっている食事や運動習慣を見直すことが大切です。高血圧になりやすい人は濃い味付けの食べ物を好む傾向があります。味が濃くないと満足感が得られないのが原因です。これに対しては、徐々に舌を薄味に慣らしていくと良いです。どうしても味が薄いと感じた時にはスパイスなどを使うと、塩分を余分に摂取せずに香りや刺激で舌を満足させることが出来ます。他には、良質な水を多く摂取するのも良いです。よく水を飲んでも太るから飲まないという人もいますが、そうすると血液濃度が濃くなり、血液の粘り気がさらに強くなります。これは動脈硬化の原因にもなります。水分を摂って体重が増えるというのは、それがきちんと排泄されていないからです。これに対しては、なるべく体を温める飲み物を水分として摂取すると良いです。生姜湯などは体を温め、腎臓の機能を回復させてくれるので、体重を増やさずに水分摂取することが出来ます。
運動習慣については、できることから始めましょう。急に強度の強い運動を始めても続かないので、まずはいつもよりも少し多めに歩いてみるくらいの運動強度で徐々に強度を高めていきましょう。